IBU卒業生の紹介
VOLUME 01
サンティアゴ・ファリアスさん
<プロフィール>
- 出身国:アルゼンチン
- 専門武道:剣道
稽古が厳しいので体のコンディションを整えておくことをおすすめします。そして何よりも、毎日稽古に参加できるように覚悟を決めることです。海外では週に3~4回の稽古が多く、基本的に皆もっと稽古をしたいと考えています。しかし、別科在籍中はとても疲れるので、稽古に行く気が起きないこともあります。そこを「我慢」して、できるだけ多くの稽古に参加することが大切です。それが別科生に期待されていることだからです。剣道の稽古に専念する1年間ということですね。できるだけ日本人学生、そして先生方と稽古するように頑張ってください。学生数が多いので難しいですが、毎日積極的に取り組めば先生方と稽古ができる機会も増えていきます。また、授業も日常生活もすべて日本語なので、事前に日本語を勉強してから入学することをお勧めします。
IBUの最も良い点は、施設がとても充実していること(外国人用の住居はとても快適)、国際室が必要に応じて常に対応してくれることです。また、最も特筆すべき点は、剣道の知識が豊富で、自分の限界を超えるよう背中を押してくれる強くて良い先生方が揃っていることだと思います。真面目に稽古に打ち込めば、必ずレベルを上げることができます。稽古が本当に好きで、剣道が人生において重要な位置を占めているのであれば、別科は剣道家として成長するために十二分な経験を提供してくれると思います。
最後に、IBU剣道部監督の岩切公治先生(教士八段)のインタビューと、ニック・リチャードソン(英国出身)と私のIBU別科での経験についてのインタビューを紹介させていただきます。