国際武道大学は、1984年に千葉県勝浦市に開設され、国際的に活躍できる日本武道の内外の指導者を育成し、国際社会及び地域社会において指導的役割を果たし得る人材を養成することを目的として歩み続けています。
創立者 松前重義は武道の伝統文化の価値を尊重し、平和構想をあまねく普及すると共に、国際友好親善を深めることにより世界平和を築くという崇高な考えに基づき、武道によって有意な人材の育成を行うことを目的に国際武道大学を創設しました。本学における教育目標や各種方針をご説明いたします。
国際武道大学は以下の学部·学科で構成されています。
国際武道大学の学生は、全員が体育学部の学生です。体育学部には2つの学科があり、武道学科は9コース、体育学科には6コースの授業の中から、入学後に育つ興味·関心に応じて、武道·スポーツをさまざまな角度から学修できるコースを選ぶことができます。また、所属学科以外の授業も履修できます。
武道学科
武道専修コース
(全7コース)
武道教育コース
武道マネージメントコース
武道学科では、武道の持つ伝統文化的側面、競技的側面、教育的側面の探究を心がけた学修を通して、みなさんに「自分づくり」をしてほしいと考えています。今、社会では「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」といった“社会人基礎力“を備えた人材が求められています。武道で社会を豊かにする人材になるために、実践を通じた総合力を身につけてもらいたいと思います。
専門とする武道種目を軸に、「術」を超えた「道」の精神を追求し、武道枝術の研究や研績を積み、競技力向上を図るとともに、実践的場面で応用できる技能や知識を有し、最大限のパフォーマンスを発揮できる人材の養成を目指します。また、パフォーマンス向上のためのトレーニングやコーチングに関する知識・技能の教授・指導ができる力を養います。
学習指導要領における武道の位置づけを理解すると同時に、中学校の武道必修化に伴い、武道を通して、学校における保健体育教育を中心とした技術・理論を習得させることができる人材を育成します。さらに、武道の伝統的な考え方を理解させ、相手を尊重する態度や作法を体得させることができる人材を養成します。
武道の発展及び普及を具現化するためのマネジメント思考や実践力を養い、地域に根を張り、武道で社会貢献して行ける力を身につけます。また、武道が我が国固有の文化であることを自覚し、武道の歴史、文化などを幅広く学び、国内外に向けて日本の伝承文化として正しく発展させていくことを目標としています。
体育学科
アスリートコース
コーチング科学コース
スポーツマネジメントコース
スポーツトレーナーコース
健康科学コース
スポーツ教育コース
体育・スポーツ界に対する社会の注目度や期待度は大変高い状況にあります。そうした社会との連携を前面に押し出しているのが体育学科です。6つのコースを自由に組み合わせて学ぶことで社会の多様なニーズに対応できるカリキュラムになっています。「スポーツを通じて社会を豊かにする」ことを合言葉として、より実践的な学びを重視しています。スポーツを「する」「観る」「支える」「関わる」・・・さまざまな視点から、一緒にスポーツが切り拓く新しい社会の創造に挑戦していきます。
日本トップレベルの競技選手である学生を対象としたコースです。
多様な科学的視野・知識から実践的理論・戦略を構築し、自らの競技力を図ります。スポーツ科学に関する知識を最大限のパフォーマンスへとつなげ、各種スポーツ競技で活躍する人材を養成します。
スポーツの科学的知見を基盤とし、スポーツパフォーマンス向上のためのトレーニングやコーチングに関する知識を身につけます。さらに、それらを実践的な場で応用していくための技法・指導できる指導者、研究者も養成します。
社会と組織の関わり方を深く理解し、多様なスポーツ産業(プロスポ ーツ事業、スポーツクラブ、スポーツビジネス、総合型地域スポーツクラブなど)において、イベントの企画・運営から組織管理に至るまでの総合的マネジメントを担う人材の養成をします。
アスリートをはじめとするスポーツ競技者を支援する、実践的スポーツトレーナーの養成をします。また、競技スポーツの現場はもちろん、教職や消防、スポーツ産業、健康産業、介護福祉などに従事する際にも役立つ、知識・技能を幅広く学びます。
スポーツを楽しむあらゆる人々のライフステージに応じたトレーニングやコンディショニングの実践的指導ができる人材を養成します。多くの課題を抱える現代社会において、体育学の立場から健康増進に寄与するための力を身につけます。
学校体育を含むスポーツ教育に関する指導技術・理論を学び、スポーツ指導に必要とされる実践的技能を習得します。実行力、完遂力を持って、体育及びスポーツを通じた教育活動に寄与できる人材を育成します。
本研究科は、『武道·スポーツ文化領域』、『健康·スポーツ科学領域』、『武道·スポーツ指導領域』の3つの領域からなりたち、いずれも武道·スポーツに関わる今日的な問題を研究課題として取り上げ、活発な研究活動を行っています。
別科武道専修課程は、武道文化の国際的な普及に貢献することを目的として、外国人を対象に1994 年に開始された武道専修のプログラムです。留学生は日本人の学生と共に1年間の教育課程を通して、武道の実践と理論、日本語、日本文化などを学びます。また、課外活動ではクラブ活動にも参加し、自身の専門武道の研鑚を積みながら、世界各国から集まる留学生と宿泊施設で生活し、異文化理解とその尊重を通して国際的な感覚を養います。
【学友会】
学友会は、人間形成を目的とする課外活動団体として「クラブ・準クラブ・同好会」をもって組織しています。クラブには、体育系と文化系とに分かれています。
本学の教育方針に沿い、学生各自が専門種目を研鑽するための活動をおこないます。
■文化系クラブ
知性の開発に資する活動をおこないます。
■同好会
学生自身が仲間を集めて正式に団体化することができます。
【学友会学生役員】
学生委員長をはじめ、学生副委員長・学生総務委員の役員によって会議・行事等を運営します。各クラブには「学生代表者委員」が選出されており、毎月1回「学生代表者委員会」が開催され、連絡事項や各クラブからの提案・意見交換等が行われています。
【学友会】
学友会は、人間形成を目的とする課外活動団体として「クラブ・準クラブ・同好会」をもって組織しています。クラブには、体育系と文化系とに分かれています。
■体育系クラブ
本学の教育方針に沿い、学生各自が専門種目を研鑽するための活動をおこないます。
■文化系クラブ
知性の開発に資する活動をおこないます。
■同好会
学生自身が仲間を集めて正式に団体化することができます。
【学友会学生役員】
学生委員長をはじめ、学生副委員長・学生総務委員の役員によって会議・行事等を運営します。各クラブには「学生代表者委員」が選出されており、毎月1回「学生代表者委員会」が開催され、連絡事項や各クラブからの提案・意見交換等が行われています。